<spacer>:スペーサーを挿入する要素・HTMLタグの解説

取り扱い 廃止された要素
カテゴリー なし
親にできる要素
子にできる要素
対応ブラウザ caniuseで確認

このタグは非推奨または廃止になりました。新しく作るウェブサイトへの使用は避けて下さい。また、既存のソースコードの中に含まれている場合は更新をお勧めします。詳細は現行の標準仕様に従って下さい。

<spacer>タグの解説

<spacer>は、水平方向や垂直方向にホワイトスペースを挿入する祭に使用します。これは、ウェブデザイナーがレイアウト目的で使っていた1pxの透過画像(いわゆるスペーサー画像)と同様の効果を発揮します。ただし、使用できる環境は限られます。

<spacer>は、Netscape Navigatorが独自に採用したタグです。現在はCSS(スタイルシート)でレイアウトや装飾を行えるため、採用は避けて下さい。

<spacer>要素に指定できる属性

size
ピクセル単位で指定。
type
どの位置に表示するかを指定する。
  • horizontal:横軸
  • vertical:縦軸
  • block:四角いスペースを指定
align
テキストの揃えを指定します。
  • top:テキストとスペースが上揃え
  • middle:テキストとスペースがセンター揃え
  • bottom:テキストとスペースが下揃え
  • left:左にスペース、右側にテキストの回り込み
  • right:右にスペース、左側にテキストの回り込み
width
横方向のサイズを指定します。
height
縦方向のサイズを指定します。

<spacer>要素の使い方とサンプルコード

この要素の最も基本的な書き方は以下の通りです。スペーサーを挿入したい位置に配置し、スペーサーの種類やサイズを指定します。対応していないブラウザでは無視されます。


<spacer type="value" size="value">

このタグを使ったマークアップのサンプルです。


<spacer type="horizontal" size="10">スペーサー<br>
<spacer type="block" width="30" height="30">スペーサー<br>

<spacer>に関連するHTMLタグ

非推奨または廃止になったタグ
<acronym> 略語(頭字語)であることを表す
<applet> JAVAアプレットを埋め込む
<basefont> 文字の基準となるサイズ、色、フォントの指定
<bgsound> 効果音やバックミュージックを鳴らす
<big> 文字をひと周り大きく表示する
<blink> 文字を点滅させたい範囲を指定する
<center> センタリングする
<command> ページ内のメニューに操作コマンドを設定する
<dir> ディレクトリ・リストを表す
<font> フォントの色や大きさを変える
<frame> フレームに表示するファイルを指定する
<frameset> ウィンドウを分割する
<keygen> フォーム送信時に暗号鍵を発行する
<listing> タグを解釈してソースをそのまま表示する
<marquee> 文字列をスクロールさせる(流れる文字)
<menuitem> コンテキストメニューの項目を作成する
<multicol> 段組みのレイアウトを作成する
<nobr> 自動改行を無効にする
<noembed> プラグインが利用できない環境での表示内容を指定する
<noframes> フレームが表示できない環境での表示内容を指定する
<plaintext> ソースをテキストとしてそのまま表示する
<rb> ルビをふる文字の区切りを指定する
<spacer> ホワイトスペースを挿入する
<strike> 文字列に打ち消し線・取り消し線を引く
<tt> 文字を等幅フォントで表示する
<xmp> ソースコードをそのまま表示する