<center>:センタリングする要素・HTMLタグの解説

取り扱い 廃止された要素
カテゴリー なし
親にできる要素 フロー・コンテンツを受け入れる要素
子にできる要素 フロー・コンテンツ
対応ブラウザ caniuseで確認

このタグは非推奨または廃止になりました。新しく作るウェブサイトへの使用は避けて下さい。また、既存のソースコードの中に含まれている場合は更新をお勧めします。詳細は現行の標準仕様に従って下さい。

<center>タグの解説

<center>は、文字列に限らずHTMLの各要素を中央揃え(センタリング)するために使われていましたが、既に廃止された要素です。

現在、見た目の整形はCSS(スタイルシート)で行うことが推奨されています。文字列を中央揃えにしたい場合は、text-alignプロパティを活用しましょう。ブロックレベル要素の横方向の位置を調整するには、marginプロパティが有効です。

<center>タグの特徴

  • レイアウトの初期値はブロックレベルです。文章の改行に影響を与えます。
  • 視覚的な効果は特に与えられませんが、この要素に含まれる内容を横方向の中央に寄せます。
  • 同一のページ内に複数使うことができます。ただし、この要素自体を入れ子にしても意味はありません。

<center>要素に指定できる属性

グローバル属性
全てのHTML要素に指定できる共通の属性です。詳細は一覧表で解説します。
イベントハンドラ
全てのHTML要素に指定できるコンテンツ属性です。

<center>要素の使い方とサンプルコード

この要素の最も基本的な書き方は以下の通りです。<center>は標準仕様から除外されたため、正常に機能しない場合があります。


<dev>文章の内容です。通常は左寄せで表示されます。</div>
<center>この内容をセンタリングします。</center>
<dev>文章の内容です。通常は左寄せで表示されます。</div>

同じ効果を与えたい場合は、CSSで以下のように記述します。


<dev>文章の内容です。通常は左寄せで表示されます。</div>
<div style="text-align:center;">この内容をセンタリングします。</di>
<dev>文章の内容です。通常は左寄せで表示されます。</div>

<center>に関連するHTMLタグ

非推奨または廃止になったタグ
<acronym> 略語(頭字語)であることを表す
<applet> JAVAアプレットを埋め込む
<basefont> 文字の基準となるサイズ、色、フォントの指定
<bgsound> 効果音やバックミュージックを鳴らす
<big> 文字をひと周り大きく表示する
<blink> 文字を点滅させたい範囲を指定する
<center> センタリングする
<command> ページ内のメニューに操作コマンドを設定する
<dir> ディレクトリ・リストを表す
<font> フォントの色や大きさを変える
<frame> フレームに表示するファイルを指定する
<frameset> ウィンドウを分割する
<keygen> フォーム送信時に暗号鍵を発行する
<listing> タグを解釈してソースをそのまま表示する
<marquee> 文字列をスクロールさせる(流れる文字)
<menuitem> コンテキストメニューの項目を作成する
<multicol> 段組みのレイアウトを作成する
<nobr> 自動改行を無効にする
<noembed> プラグインが利用できない環境での表示内容を指定する
<noframes> フレームが表示できない環境での表示内容を指定する
<plaintext> ソースをテキストとしてそのまま表示する
<rb> ルビをふる文字の区切りを指定する
<spacer> ホワイトスペースを挿入する
<strike> 文字列に打ち消し線・取り消し線を引く
<tt> 文字を等幅フォントで表示する
<xmp> ソースコードをそのまま表示する