<bgsound>:効果音やバックミュージックを鳴らす要素・HTMLタグの解説

取り扱い 廃止された要素
カテゴリー なし
親にできる要素
子にできる要素
対応ブラウザ caniuseで確認

このタグは非推奨または廃止になりました。新しく作るウェブサイトへの使用は避けて下さい。また、既存のソースコードの中に含まれている場合は更新をお勧めします。詳細は現行の標準仕様に従って下さい。

<bgsound>タグの解説

<bgsound>は、Internet Explorer独自のタグで、ウェブサイト上で効果音やバックミュージックを鳴らしたい場合に使用します。再生可能なファイル形式には一般的な音楽用ファイル、MIDI(.mid)、WAVE(.wav)、AIFF(.aif)などがあります。

トップページを開いた途端に音楽が鳴り出すようなサイトはユーザーに親切とは言えませんので、トプページに設置する場合には、再生・停止ボタンでコントロール出来るようにした方が良いでしょう。また、リンク先にBGMのあるページを設ける場合には、「※音が出るので音量にご注意下さい。」等の注意書きを加えた方が良いでしょう。

この要素は廃止されました。背景音楽を流したい場合は、<audio>を使用して下さい。

<bgsound>要素に指定できる属性

src
ファイルを指定します。
volume
音量を指定します。-10000~0の間の値を与えます。0が最大音量です。
balance
左右の音量バランスを指定する際に使用します。
loop
再生する回数を指定します。infiniteを指定すると無限ループになります。
style
スタイルを指定します。
グローバル属性
全てのHTML要素に指定できる共通の属性です。詳細は一覧表で解説します。
イベントハンドラ
全てのHTML要素に指定できるコンテンツ属性です。

<bgsound>要素の使い方とサンプルコード

この要素の最も基本的な書き方は以下の通りです。現在、このタグは非推奨です。代わりに<audio>要素を活用して下さい。


<bgsound loop="infinite" src="music/######.wav" />

<bgsound>に関連するHTMLタグ

非推奨または廃止になったタグ
<acronym> 略語(頭字語)であることを表す
<applet> JAVAアプレットを埋め込む
<basefont> 文字の基準となるサイズ、色、フォントの指定
<bgsound> 効果音やバックミュージックを鳴らす
<big> 文字をひと周り大きく表示する
<blink> 文字を点滅させたい範囲を指定する
<center> センタリングする
<command> ページ内のメニューに操作コマンドを設定する
<dir> ディレクトリ・リストを表す
<font> フォントの色や大きさを変える
<frame> フレームに表示するファイルを指定する
<frameset> ウィンドウを分割する
<keygen> フォーム送信時に暗号鍵を発行する
<listing> タグを解釈してソースをそのまま表示する
<marquee> 文字列をスクロールさせる(流れる文字)
<menuitem> コンテキストメニューの項目を作成する
<multicol> 段組みのレイアウトを作成する
<nobr> 自動改行を無効にする
<noembed> プラグインが利用できない環境での表示内容を指定する
<noframes> フレームが表示できない環境での表示内容を指定する
<plaintext> ソースをテキストとしてそのまま表示する
<rb> ルビをふる文字の区切りを指定する
<spacer> ホワイトスペースを挿入する
<strike> 文字列に打ち消し線・取り消し線を引く
<tt> 文字を等幅フォントで表示する
<xmp> ソースコードをそのまま表示する