<dir>:ディレクトリ形式のリストを定義する要素・HTMLタグの解説

取り扱い 廃止された要素
カテゴリー なし
親にできる要素
子にできる要素
対応ブラウザ caniuseで確認

このタグは非推奨または廃止になりました。新しく作るウェブサイトへの使用は避けて下さい。また、既存のソースコードの中に含まれている場合は更新をお勧めします。詳細は現行の標準仕様に従って下さい。

<dir>タグの解説

<dir>は、ディレクトリ形式のリストを指定したい場合に使用します。「dir」とは英語で「Directory」の略語なので、ディレクトリ一覧などを表す際に用いることを想定していたようです。

現在、この機能は廃止されているため<ol><ul>などの汎用的なリストを採用して下さい。

<dir>要素に指定できる属性

type
リストの先頭に置かれるマーカーを指定します。
  • disc:黒丸
  • circle:白丸
  • square:四角
グローバル属性
全てのHTML要素に指定できる共通の属性です。詳細は一覧表で解説します。
イベントハンドラ
全てのHTML要素に指定できるコンテンツ属性です。

<dir>要素の使い方とサンプルコード

この要素の最も基本的な書き方は以下の通りです。<dir>は標準仕様から除外されているため、代わりに<ol><ul>を使用して下さい。


<dir type="disc">
	<li>リスト項目</li>
	<li>リスト項目</li>
	<li>リスト項目</li>
</dir>

<dir type="square">
	<li>リスト項目</li>
	<li>リスト項目</li>
	<li>リスト項目</li>
</dir>

<dir>に関連するHTMLタグ

非推奨または廃止になったタグ
<acronym> 略語(頭字語)であることを表す
<applet> JAVAアプレットを埋め込む
<basefont> 文字の基準となるサイズ、色、フォントの指定
<bgsound> 効果音やバックミュージックを鳴らす
<big> 文字をひと周り大きく表示する
<blink> 文字を点滅させたい範囲を指定する
<center> センタリングする
<command> ページ内のメニューに操作コマンドを設定する
<dir> ディレクトリ・リストを表す
<font> フォントの色や大きさを変える
<frame> フレームに表示するファイルを指定する
<frameset> ウィンドウを分割する
<keygen> フォーム送信時に暗号鍵を発行する
<listing> タグを解釈してソースをそのまま表示する
<marquee> 文字列をスクロールさせる(流れる文字)
<menuitem> コンテキストメニューの項目を作成する
<multicol> 段組みのレイアウトを作成する
<nobr> 自動改行を無効にする
<noembed> プラグインが利用できない環境での表示内容を指定する
<noframes> フレームが表示できない環境での表示内容を指定する
<plaintext> ソースをテキストとしてそのまま表示する
<rb> ルビをふる文字の区切りを指定する
<spacer> ホワイトスペースを挿入する
<strike> 文字列に打ち消し線・取り消し線を引く
<tt> 文字を等幅フォントで表示する
<xmp> ソースコードをそのまま表示する