<frame>タグの解説
<frame>は、<frameset>で分割された画面に表示するファイルを指定します。様々な属性を与える事で表示方法を変更したり情報を追加する事ができます。
フレームをサポートしていない環境では機能しないため、<noframes>も一緒に設置しましょう。
現在の環境で<frame>を使うことは推奨されません。代わりに<iframe>を活用して下さい。
<frame>要素に指定できる属性
src- フレームに表示するファイルを指定します。
name- フレームの名前を指定します。フレームを開く際にリンクのターゲットとなる値を指定します。
longdesc- 各フレームに関する詳しい内容のファイルを指定します。
marginwidth- フレーム内の左右のマージンを単位なしのピクセル値で指定します。
marginheight- フレーム内の上下のマージンを単位なしのピクセル値で指定します。
noresize- フレームサイズを変更できないように固定します。指定できる値は
"noresize"です。 scrolling- スクロールバーの表示・非表示を指定します。指定できる値は
"yes"、"no"、"auto"のいずれかです。 frameborder- フレームの境界に枠を表示するかしないかを指定します。値が
"1"の場合は表示、"0"の場合は非表示になります。
<frame>要素の使い方とサンプルコード
この要素の最も基本的な書き方は以下の通りです。フレームは<frameset>の子要素に配置します。
<frameset>
<frame src="URL">
<frame src="URL">
</frameset>
フレームを使って実際にページを分割した参考例です。<frameset>で一つの画面をスライスして、そこに表示する内容をそれぞれの<frame>で表しています。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Frameset//EN" "https://www.w3.org/TR/html4/frameset.dtd">
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
<title>フレームテスト</title>
</head>
<body>
<frameset rows="60px,*">
<frame src="frame-header.html" name="f-header">
<frameset cols="150px,*">
<frame src="frame-menu.html" name="f-menu">
<frame src="frame-body.html" name="f-body">
</frameset>
<noframes>
このページはフレームを使用しています。
</noframes>
</frameset>
</body>
</html>