<basefont> 文字の基準となるサイズ、色、フォントの指定
取り扱い | 廃止された要素 |
カテゴリ |
なし |
親にできる要素 | フロー・コンテンツを受け入れる要素 |
子にできる要素 | なし |
対応ブラウザ | caniuseで確認 |
このタグは非推奨または廃止になりました。新しく作るウェブサイトへの使用は避けて下さい。また、既存のソースコードの中に含まれている場合は更新をお勧めします。詳しくは現行の標準仕様に従って下さい。
<basefont>タグの説明
<basefont>
は、文章の基準となる文字色、サイズ、フォントをあらかじめ指定する目的で用意されたものです。初期値は、文字色が黒(#000000)、フォントサイズが3、フォントファミリーは各ユーザーの環境にしたがった基本フォントとなります。
現在、この要素は廃止されているため、視覚的な装飾はCSS(スタイルシート)を使って調整して下さい。
<basefont>タグの特徴
- レイアウトの初期値はインラインです。文章の改行には影響を与えません。
- この要素は空要素です。開始タグのあとに終了タグを記述する必要はありません。
- 同一のページ内に複数使うことができます。ただし、ブラウザが対応していない場合は無視されます。
<basefont>に指定できる主な属性
- color="色"
- 色を指定します。
- size="値"
- サイズを1~7の範囲で指定します。
- face="フォント名"
- フォントファミリーを指定します。
<basefont>の使い方とサンプル
HTML
<head>
<body>
<basefont size="4" color="#333333">
<div>基本となるフォント指定を始めに行います。</div>
<div><font size="-1">途中で変更がある場合</font>には、fontタグで相対的な数値を指定します。</div>
<basefont size="5" color="#2244AA">
<div>これ以降のフォントの装飾に影響を与えます。</div>
</basefont>
表示確認
基本となるフォント指定を始めに行います。
途中で変更がある場合には、fontタグで相対的な数値を指定します。
これ以降のフォントの装飾に影響を与えます。
<basefont>に関連するHTMLタグ
非推奨または廃止になったタグ | |
---|---|
<acronym> | 略語(頭字語)であることを表す |
<applet> | JAVAアプレットを埋め込む |
<basefont> | 文字の基準となるサイズ、色、フォントの指定 |
<bgsound> | 効果音やバックミュージックを鳴らす |
<big> | 文字をひと周り大きく表示する |
<blink> | 文字を点滅させる |
<center> | センタリングする |
<command> | ページ内のメニューに操作コマンドを設定する |
<dir> | ディレクトリ・リストを表す |
<font> | フォントの色や大きさを変える |
<frame> | フレームに表示するファイルを指定する |
<frameset> | ウィンドウを分割する |
<hgroup> | 見出しをグループ化してセクションのヘッダを表す |
<keygen> | フォーム送信時に暗号鍵を発行する |
<listing> | タグを解釈してソースをそのまま表示する |
<marquee> | 文字列をスクロールさせる(流れる文字) |
<menuitem> | コンテキストメニューの項目を作成する |
<multicol> | 段組みのレイアウトを作成する |
<nobr> | 自動改行を無効にする |
<noembed> | プラグインが利用できない環境での表示内容を指定する |
<noframes> | フレームが表示できない環境での表示内容を指定する |
<plaintext> | ソースをテキストとしてそのまま表示する |
<rb> | ルビをふる文字の区切りを指定する |
<spacer> | ホワイトスペースを挿入する |
<strike> | 文字列に打ち消し線を引く |
<tt> | 文字を等幅フォントで表示する |
<xmp> | ソースをそのまま表示する |