<b> 文字を太字にする
取り扱い | 現行の標準 |
カテゴリ |
フロー・コンテンツ フレージング・コンテンツ |
親にできる要素 | フレージング・コンテンツを受け入れる要素 |
子にできる要素 | フレージング・コンテンツ |
対応ブラウザ | caniuseで確認 |
<b>タグの説明
<b>
は、文字を太字にしたい場合に使用します。これは読み手に対して視覚的に注目させたい箇所に適しています。
しかし、現在の環境で見た目の装飾を施すにはCSS(スタイルシート)のfont-weight
プロパティを使う方が望ましいと言えます。また、その文字列を意味的に強調したい場合は<em>
、重要性を示す場合は<strong>
を使用して下さい。
<b>タグの特徴
- レイアウトの初期値はインラインです。文章の改行には影響を与えません。
- 視覚的な効果として太字(ボールド体)が適応されます。変更したい場合はスタイルシートで調整して下さい。
- 同一のページ内に複数使うことができます。ただし、この要素自体を入れ子にすることはできません。
<b>に指定できる主な属性
- グローバル属性
- 全てのHTML要素に指定できる共通の属性です。詳細は一覧表で解説します。
- イベントハンドラ
- 全てのHTML要素に指定できるコンテンツ属性です。
<b>の使い方とサンプル
このタグを使用する場合は、視覚的に強調したい部分に適応して下さい。
HTML
文字列の中で<b>太字にしたい部分</b>を囲って下さい。
表示確認
文字列の中で太字にしたい部分を囲って下さい。
現在では、CSS(スタイルシート)のfont-weight
プロパティで同じ効果が与えられます。
HTML
文字列の中で<span style="font-weight:bold;">太字にしたい部分</span>を囲って下さい。
表示確認
文字列の中で太字にしたい部分を囲って下さい。
<b>に関連するHTMLタグ
文字列の表現を指定する要素 | |
---|---|
<div> | ブロックレベル要素としての範囲を指定 |
<span> | インライン要素としての範囲を指定する |
<br> | 改行を行う |
<wbr> | 文章の中で改行可能位置を指定する |
<b> | 文字を太字にする |
<mark> | 文章の中で目立たせたい箇所をマーキングする |
<pre> | ソースを整形済みテキストとして表示する |
<bdi> | ページの書字方向とは別の書字方向を指定する |
<bdo> | 書字方向を指定する |
<ruby> | ルビを振る文字列の範囲を指定する |
<rt> | ルビの内容を指定する |
<rp> | ルビが非対応な環境で読みがなを囲う記号を指定する |
<rtc> | ルビテキストの集まりを指定する |
<sub> | 下付き文字として表示する |
<sup> | 上付き文字として表示する |
<details> | 折りたたみ可能なディスクロージャー・ウィジェットを設置する |
<summary> | 折りたたみ可能なディスクロージャー・ウィジェットの概要を設定する |