iPhoneのメモリ(RAM)を確認する方法

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iPhoneのメモリ(RAM)について

iPhoneのメモリ(RAM)はストレージとは別の一時的な記憶装置です。CPUで処理するためのデータをストレージから読み出して一時的に記憶しておく役割りとなります。

メモリ(RAM)は、容量が大きくなるほど一時的に記憶しておける情報量が増します。大容量のデータを扱う画像加工や動画編集、リッチな画面を表示するゲームなどでは、メモリ(RAM)の容量が足りない場合に処理が遅くなることがあります。

iPhoneに内蔵されているメモリ(RAM)容量を確認する方法

iPhoneのメモリ(RAM)容量を本体の標準機能で確認する項目はありません。また、Appleの公式サイトで公表されるスペック表にも、メモリ(RAM)容量に関する情報は記載されていません。

端末に内蔵されているメモリ(RAM)容量を確認するには、メディアの情報に頼るか解析アプリを利用することになります。

各機種のメモリ容量を今すぐ確認したい場合は、本サイトの一覧表を参照してください。アプリを利用する場合は怪しいデベロッパーのものをインストールしないように十分注意してください。

iPhoneのメモリ(RAM)利用状況を確認する方法

アプリを起動している最中にどれだけメモリ(RAM)を使用しているのか、リアルタイムに標準機能で確認する方法はありません。アプリが端末のリソースをどれだけ使ったかのログは、「設定」アプリの「プライバシーとセキュリティ」に含まれる「解析データ」という項目から参照できます。

iPhoneのメモリ(RAM)利用状況を確認するためにアプリをインストールすることはおすすめしません。解析アプリはストレージの容量を圧迫する上に、怪しいデベロッパーが提供しているものをインストールしてしまうと安全が保証できないからです。

iPhoneを使っていて動作が遅く感じたり、ゲームの処理が重くなる場合は、使っていないアプリを終了させてメモリを解放しましょう。それでも容量が足りない場合は、新しいモデルに買い替えるタイミングかもしれません。

アプリが消費しているメモリ(RAM)を解放する方法

iPhoneを使用していると気づかないうちに複数のアプリを起動していることがあります。基本的にアプリは画面に一つしか表示されず、使っていないアプリは裏に隠れて待機状態となっています。

待機状態のアプリが増えてくると、メモリを消費して動作に支障が出る場合があります。そのため、使わないアプリは適時終了してメモリを解放しておくことをお勧めします。

起動中のアプリを終了させる方法は、ホームボタンがない機種とホームボタンがある機種で若干異なります。

ホームボタンがない機種

  • 画面の下から上にスワイプ(スライド)して、指を途中で止める。
  • 起動中のアプリがカード状に並ぶので、終了させたいアプリをスワイプで探す。
  • 終了したいアプリを一番手前に表示させて、画面上部にスワイプする。
  • アプリが画面外へ押し出されて消えたら終了。

ホームボタンがある機種

  • ホームボタンを素早く2回押す。
  • 起動中のアプリがカード状に並ぶので、終了させたいアプリをスワイプで探す。
  • 終了したいアプリを一番手前に表示させて、画面上部にスワイプする。
  • アプリが画面外へ押し出されて消えたら終了。

iPhoneを再起動する

上記の方法で改善しない場合は、端末の再起動を試してみてください。再起動の手順は、機種のバージョンによって若干異なります。

  • ホームボタンが搭載されていない機種(iPhone X 以降)では、端末の側面にある電源ボタンと逆側の音量ボタンを同時に長押しします。
  • ホームボタンが搭載されている機種(iPhone X 以前)では、端末の側面にある電源ボタンを長押しします。
  • 画面に電源オフのスライダーが表示されたら、それを操作して電源を切ります。
  • 画面が暗くなって電源が切れたら、しばらく待った後に端末の側面にある電源ボタンを長押しします。
  • 画面が明るくなって再起動したら成功です。

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