自宅のPCライフを快適にするビーズクッションのススメ
デスクワーカーにとって自分に合ったデスクとチェアはとても大切です。長時間パソコンに向かって作業できる環境を作る上で、一番お金と時間を掛けて吟味すべきものだと思います。
コードを書いたり、ブログの執筆を行ったり、画像や映像を編集するような、いわゆる「作業」をするときに快適な姿勢は、このパソコンデスクとチェアで決まると言えます。
しかし、ゆっくりくつろぎながらネットユーザーとして趣味や暇潰しに没頭したいときの姿勢というのは、作業しているときとは少し違います。
今回は、仕事が終わったあとも、PCでDVDを観たり、ネットを眺めている時間の多い人向けのエントリーです。
大きめのビーズクッションを用意しよう
おすすめのPCチェアや人気の高級ワークチェアなど、ネット上では度々話題になりますが、家にある椅子は、簡単に買い換えることができませんし、なかなかお金を掛けることもできません。
そこで、大きめのビーズクッション(ビーズソファ)を用意して、それを足元に置いてみましょう。そしてクッションの上に足を投げ出して楽な姿勢を探ります。
私が使っているのは、無印良品の「体にフィットするソファ」というやつです。
チェアの高さを少し下げて、いつもよりも深く座れば、作業の時とは違う形でリラックスできます。
ビーズクッションは柔軟性があるので、多少雑に扱っても、足の位置を変えても快適さが失われることはありません。逆に、チェアに付属しているようなオットマン(足置き)や、低めのスツールを足置きにすると、形が決まっているため、自由な姿勢が作れません。
ビーズクッションなら、それほどお金が掛かりませんし、必要ないときはポイッとどこかによけておけばOKです。邪魔なときはクローゼットや押入れにしまうこともできます。
しかも、床に座るときは普通にクッションとして使うこともできます。ビーズクッションは、気兼ねなく扱えて便利です。
ずっと同じ姿勢でいることを避けよう
なぜビーズクッションの足置きをお勧めするかというと、肩こりや腰痛、PCを使っているときに感じる疲れの殆どは、長時間同じ姿勢のままでいることが原因だからです。
作業中(仕事中)の姿勢と同じような座り方でずっとPCをやっていると、知らないうちに体への負担が溜まっていきます。仕事もプライベートもPCを良く使う人にとって、これは致命傷になりかねません。
椅子に座りながら足を組んだり、椅子の上であぐらをかいていると間接を痛めることがあるので、他に落ち着ける姿勢を見つける必要があります。
そのため、選択肢の一つとして、ビーズクッションを部屋に一つ置いておく事で、姿勢のバリエーションが増やせるというわけです。
どんなものを買えば良いの?
形や大きさは、人それぞれの好みになりますが、ある程度高さがあるスクウェア型(立方体)がお勧めです。高さが足りないと効果があまりなく、丸いタイプは足を乗せづらいので安定しません。
上記で登場した無印良品の「体にフィットするソファ」であれば全国どこでも手に入りやすいですし、ネットでも買う事ができます。少し小さめを希望ならMOGUのオットマン、コストパフォーマンス重視ならニトリのビーズクッションという選択肢もあります。
普段の生活の中で、テレビの前に座っているよりも、パソコンに向かっている時間の方が多くなったという人が増えています。パソコンは、テレビを見るときに比べて姿勢を制限されてしまうので、色々工夫してみてはいかがでしょうか。